平成9年11月17日


わが国におけるミッドレンジコンピュータおよび
ワークステーションに関する平成9年度上半期出荷実績



  1. はじめに
     社団法人 日本電子工業振興協会では、ミッドレンジコンピュータ・ワークステーション 業務委員会(委員長・野村齋氏)および市場専門委員会(委員長・長谷川洋氏)を設置し、 ミッドレンジコンピュータおよびワークステーションに関する市場動向の実態を把握 するため、各メーカの対象機種を登録し、その出荷状況を調査しているが、このたび平成9年度 上半期出荷実績をまとめた。

  2. ミッドレンジコンピュータの出荷状況
    (1) 総出荷状況
     平成9年度上半期のミッドレンジコンピュータの出荷状況は、金額で3,228億円 (前年同期比104%)、台数で65,579台(同119%)となった。
     着実な伸長を示した要因としてはインターネット/イントラネットの浸透およびデータベース サーバ/ワークグループサーバ等を中心としたオープンシステムでのサーバ群の高伸長等が 挙げられる。

    (2) 金額クラス別出荷状況
     出荷状況を金額クラス別に見ると、300万円未満では金額で689億円(同113%) 台数で46,549台(同127%)となった。
     300万円〜1,000万円未満では金額で1,046億円(同132%)、台数で13,819台 (同109%)となった。
     1,000万円〜4,000万円未満では金額で958億円(同93%)、台数で4,444台 (同87%)となった。
     4,000万円以上では金額で535億円(同79%)、台数で767台(同121%) となった。大規模サーバにおいてはリプレースを含めた根強い需要が台数での伸長の要因 として挙げられる。

    (3) OS別サーバ機の出荷状況
     出荷状況をOS別にみるとUNIX系サーバは、金額で1,377億円(同110%)、 台数で13、482台(同121%)となった。
     NOSサーバは、金額で498億円(同168%)、台数で26,240台(同209%) となった。
     独自OSサーバは、金額で1,204億円(同91%)、台数で12,299台(同101%) となった。
     OS別に構成比を金額ベースでみるとUNIXサーバが全体の43%、NOSサーバが15% となり、独自OSサーバが37%となった。
     また、サーバ機をOS毎の価格帯別にみると次のようになった。

    @ UNIX系サーバ
     UNIX系サーバの300万円未満は金額で138億円(112%)、台数で5,567台 (同137%)となった。
     300万円〜1,000万円未満では金額で508億円(同175%)、台数で5,251台 (同124%)となった。
     1,000万円〜4,000万円未満では金額で576億円(同97%)、台数で2,406台 (同92%)となった。
     4,000万円以上では金額で154億円(同62%)、台数で258台(同121%) となった。

    A NOSサーバ
     300万円未満では金額で341億円(同146%)、台数で23,903台 (同204%)となった。
     300万円〜1,000万円未満では金額で131億円(同297%)、台数で2,075台 (同291%)となった。
     1,000万円〜4,000万円未満では金額で26億円(同130%)、台数で262台 (同165%)となった。

    B 独自OSサーバ
     300万円未満では金額で74億円(同169%)、台数で3,701台(同179%) となった。
     300万円〜1,000万円未満では金額で393億円(同90%)、台数で6,313台 (同86%)となった。
     1,000万円〜4,000万円未満では金額で356億円(同86%)、台数で1,776台 (同77%)となった。
     4,000万円以上では金額で381億円(同89%)、台数で509台(同121%) となった。

    (4) サーバ機以外の出荷状況
     サーバ機以外のミッドレンジコンピュータの出荷状況は、金額で149億円(同63%)、 台数で13,558台(同71%)となった。
     300万円未満では金額で136億円(同65%)、台数で13,378台(同71%) となった。
     300万円〜1,000万円未満では金額で14億円(同71%)、台数で180台 (同58%)となった。

    (5) 産業別出荷状況
     平成9年度上半期産業別出荷状況の金額ベース上位3業種をみると、1位「製造業」 (構成比37%)、2位「サービス関係」(構成比20%)、3位「販売業」(構成比18%) となった。

  3. ワークステーションの出荷状況
    (1) 総出荷状況
     平成9年度上半期のワークステーション出荷状況は、金額で1,525億円(同96%)、 台数では 64,043台(同97%)の実績となった。

    (2) 金額クラス別出荷状況
    出荷実績をクラス別に見ると、100万円未満では 金額で54億円(同100%)、 台数で6,792台(同106%)となった。
     100万円〜300万円未満では金額で506億円(同70%)、台数で32,240台 (同82%)となった。
     300万円以上では金額で965億円(同118%)、台数で25,011台(同122%) となった。

    (3) 産業別出荷状況
     平成9年度産業別出荷状況の金額ベース上位3業種をみると、1位「製造業」 (構成比59%)、2位「サービス関係」(構成比19%)、3位「販売業」 (構成比8%) となった。

  4. 平成9年度の見通しについて
    平成9年度は、クライアント・サ−バシステムの拡大等に支えられ、 ミッドレンジコンピュ−タは金額ベ−スで、対前年度比10%増近くの伸長が見込まれる。 ワ−クステ−ションはほぼ8年度並の市場規模になると予測される。

    平成9年度上半期ミッドレンジコンピュータ出荷状況
    平成9年度上半期ワークステーション出荷状況
    平成9年度上半期ミッドレンジコンピュータ産業別・出荷台数・金額(推定)
    平成9年度上半期ワークステーション産業別・出荷台数・金額(推定)


    ミッドレンジコンピュータ・ワークステーション出荷自主統計参加会社
    沖電気工業(株)
    オムロンアルファテック(株)
    カシオ計算機(株)
    シャープ(株)
    セイコーエプソン(株)
    ソニー(株)
    (株)東芝
    日本アイ・ビー・エム(株)
    日本サン・マイクロシステムズ(株)
    日本電気(株)
    日本ディジタルイクイップメント(株)
    日本ヒューレット・パッカード(株)
    日本ユニシス(株)
    (株)PFU
    (株)日立製作所
    富士通(株)
    富士電気(株)
    松下コンピュータシステム(株)
    三菱電機(株)
    (株)リコー
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    LastUpdated:25/Nov/1997