平成13年2月05日
社団法人 電子情報技術産業協会
インターネットにおける誤ダイヤルの対応について
1998年夏頃より出荷されたパーソナルコンピュータ(パソコン)で搭載された一部のモデムにおいて、CPUに高い負荷がかかった状態で、パソコン利用者の方が、ダイヤルパルス回線(注)で、インターネットの利用等ネットワークへの接続処理を行った場合、誤ダイヤル発信となる事象が、まれにあることが分かりました。(ただし、ISDN回線やトーン式回線(注)、電話回線以外での接続では本事象は発生しません。)
その結果、第三者の方に間違い電話としてかかる場合があり、パソコン利用者の方が、無意識の内に、迷惑を及ぼす可能性があります。
該当する機種を出荷したパソコンメ−カからは、本事象に関するご案内および対処するための修正ドライバソフトウェアの提供を各社ホ−ムページ等で順次行い、パソコン利用者に対し修正を促進してまいります。
当協会としては、全く関係のない方に対し間違い電話がかかってしまうという事象について重大な問題として認識し、可及的速やかに問題の解決に向け対処することが重要と考えております。
そのため、パソコン利用者の皆様にこの度の件をご理解頂き、速やかに対処して頂く事を目的にマスコミ各社の皆様にご説明させて頂きます。
また、パソコン利用者の方へのご案内を徹底するため、インターネットサービスプロバイダ各社へご協力いただき、各社会員の皆様への積極的なご通知をお願いするとともに関係団体および企業に対し早急に協力をお願いする予定です。
(注) トーン回線/パルス回線:電話回線の種類のこと。電話をかけたときに「ピッ、ポッ、パッ」という音がしたらトーン回線、「カチカチ」という音がしたらパルス回線。(回線料請求書に明記されています。)
◆ 本件に関するお問い合わせ先 ◆
社団法人 電子情報技術産業協会
情報システム部 パーソナル情報グループ
TEL:03−3518−6426/FAX:03−3295−8724
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◆ 事象の具体例
誤ダイヤルとなる事象として、2パタ−ンあります。
(1) 電話番号のうち1〜2桁が欠落
(2) 番号割れ(特に0番や9番の桁が大きい番号)
《 (1)の例 》
アクセスポイント番号:049−911−XXX9
↓
(04)が欠落9−911−XXX(9)
間違い電話となる相手先の番号:049−991−1XXX
このケ−スは、アクセスポイントの番号の先頭の2桁(04)が欠落した場合、
(04)9−911−XXX(9)となり、間違い電話としてかかってしまう。
欠落アクセスポイントの電話番号の設定で、市街局番を設定していない場合には、番号欠落による要因での間違い電話の発信は回避できる。(桁数が不足するため)
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《 (2)の例 》
アクセスポイント番号:071−254−XXX4
↓
0251−254−XXX(4)
(7が2と5に分割)
間違い電話となる相手先の番号:0251−25−4XXX
このケ−スは、アクセスポイントの番号の先頭から2桁めの7が、2と5に分割され、間違い電話としてかかってしまう。
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◆ 原因
対象となるモデム用部品は、パソコンのOSが管理するタイマー(タイミングを管理する機能)を使って、ダイヤルパルス回線向けの信号を生成する方式を採用しております。
この度の事象は、パソコンの電源投入直後や複数のアプリケーションを同時使用する
等、CPUに高い負荷が掛かった場合に、一部のモデムにおいて正しいパルス信号が発信できなくなることが原因でごくまれに発生します。
◆ パソコンユーザ様へのお願い
1.恒久的な対策として、対策済みドライバへの入れ替え
各メーカのサイトを確認の上、ダウンロード願います。
2.一時的な回避方法として
@パソコン起動中〔マウスカーソルに処理中を示す(一般的には砂時計)マークが表示している場合やHDDのアクセスランプがついている状態〕にインターネット等の回線接続を行わないで下さい。
A複数のアプリケーションが動作中にインターネット等の回線接続を行う場合は、それらのアプリケーションを一旦終了してから通信を行って下さい。
3.モデム問題以外での誤ダイヤル対策
アクセスポイント番号等の設定が正しく行われていない場合、もしくは、必要な設定変更が行われていない場合も誤ダイヤルの原因となりますので、再度ご確認下さい。
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修正ドライバ公開サイト(一部予定を含む,五十音順)
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( 該当機種のあるメーカ情報 )
( 該当機種のないメーカ情報 )
◆ その他のメーカについては、随時公開していきます。
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