「パーソナルコンピュータの共通重要障害への対応ガイドライン」
ガイドライン・レビュー特別専門委員会(準備会)議事録(案)


社団法人 電子情報技術産業協会
情報システム部パーソナル情報グループ

1.開催日時
 平成15年8月27日(水)午後3時30分〜5時

2.開催場所
 (社)電子情報技術産業協会 304会議室

3.出席者 (敬称略・順不同)
 [委員]
  中西 俊男 (徳島文理大学教授)
  伊藤 文一 (日本消費者協会理事・事務局長)
  山下三重子 (日本消費者生活アドバイザー・コンサルタント協会理事・相談室長)
  宅間 敏夫 (家電製品PLセンター次長)
  青野 敬吾 (パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会顧問)
 [オブザーバ]
  矢島 秀浩 (経済産業省情報通信機器課課長補佐)
 [JEITA]
  木村 政孝 (パーソナルコンピュータ事業委員会幹事長)
  澤野 明郎 (パーソナルコンピュータ事業委員会副委員長)
 [事務局]
  古澤 章 (JEITA情報システム部)
  中尾 浩治 (JEITA情報システム部)
  井部 和之 (JEITA情報システム部)

4.議事
(1)「ガイドライン・レビュー特別委員会」設置の背景・主旨について
 JEITA委員より、本特別委員会設置の背景・主旨について下記説明を行った。

  • JEITA・パーソナル情報部会では、複数メーカで、パソコンがユーザに深刻な影響を与える同一の欠陥・不具合が発生、または発生する恐れが判明した場合、業界として必要とされる対応についてのガイドライン(第1版)を取りまとめ、2003年5月21日にマスコミ各社へのプレスリリースを行うと同時に、関係各社による運用を開始している。

  • このガイドライン制定の背景は、各社とも、共通部品の採用傾向から、共通の障害が複数メーカで同時発生する可能性が高まりつつある、という現状認識である。

  • このガイドラインは、「ユーザ被害、不利益を極力減少させること」と「パソコンメーカがより効率的な対応を速やかに行える環境を整備する」ことを主眼としている。

  • 具体的には、パソコンで起こり得るトラブルの中から、ユーザ被害の深刻さや影響度を整理して「重要障害」を定義し、これらの障害が確認された場合は、速やかな現象の把握と究明、望ましい対応と情報開示のあり方を検討する体制をJEITA内に整備した。このガイドラインの運用をより効果的に行うため、JEITA非加盟のパソコンメーカにも参加を呼びかけ、現在ほぼ網羅する体制が出来ている。

  • 幸いなことに,本日までに、このガイドラインを運用する事案は発生していないが、その後、今後の運用を、よりユーザ本位とし、更に透明性の確保されたものとすべく体制面での充実を図るため、ガイドライン改訂(第2版)を検討してきた。

  • 第2版の案としては、下記のような内容を盛り込んでおり、本日、それぞれのお立場で忌憚のないご意見をいただきたい。

    • JEITA・パーソナルコンピュータ共通重要障害対応専門委員会とは独立した形で「ガイドライン・レビュー特別委員会」を設置する。

    • 本特別委員会は「消費者団体代表」「学識経験者」「JEITA専門委員会代表」で構成され、委員長は、第三者(JEITA関係外)から選出する。

    • 本特別委員会は、ガイドラインの運用適用事例が、ある程度蓄積された時点で開催することとし(半年に1回程度を目処)、JEITA専門委員会の各ワーキンググループでの検討内容・方法、対処結果などについて、ユーザの視点に立った適切な運用であったかについてレビューを行い、必要に応じてガイドライン内容の見直し・改善を提言して頂くことがミッションとなる。

(2) 委員長の選出について
 中西俊男氏が委員長として選出・承認された。

(3) 委員自己紹介
 参加各委員より、各自の経歴や所属団体等の活動概要の紹介があった。

(4) ガイドライン・レビュー特別委員会の運営について
 今回、特別委員会の運営について検討し、下記の結論を得ると共に、その内容をJEITAの専門委員会に提言をすることを決定した。

@ 本特別委員会の有用性を認め、正式に設置する。
A 開催頻度は半年ごとを目安とするが、効率的な議論には、ある程度のガイドライン運用実績が必要であり、具体的事例の発生・蓄積状況などを勘案して、フレキシブルに対応する。
B 本特別委員会は、各事例についての検討・審議状況を逐次把握することが望ましいが、現実的には、共通重要障害への対応スピードが重要である。実際は、WGが実施した対応が、ユーザ本位だったかについて、事後評価をきちっと行い、必要に応じて、ガイドラインの内容などについて、見直しの提案を行うことをミッションとする。
尚、対外発表のニュアンスの強いレベル3,4のケースでは、対外発表の前に、内容につき特別委員会メンバーに対しては、メールで事前連絡をすることにする。
C 本活動の透明性・公平性をより明確に打ち出す目的で、ガイドライン・レビュー特別委員会の議事録(今回の準備会を含む)は、公開を原則とする。但し、機密保持の対象となった詳細情報については、公開しない。
D 本特別委員会に対する参加に際しての確認書の事前提出については、主旨等を含めて同意した。

以上



©JEITA,2003